カリフォルニア州ファストフード店の最低賃金の上昇

4月、カリフォルニアでは大きな変化がありました。
大型ファストフード店の最低賃金の引上げ。
カリフォルニア州の規定の改定で
全米展開をしている大型ファストフード店の従業員の
最低賃金が時給$20に引き上げられたとのこと。

カリフォルニアの物価の上昇を反映しているな~
と思って見ていましたが、
実はこれ、当事者以外にもインパクト大な出来事なのではないかな
と思ったので、今日はそのお話です。

カリフォルニアは全米でも生活コストの高い州。
どうやらハワイやNYなどと比べると、まだマシなようです。
でも、やっぱり物価がどんどん上がって行っているな
という実感があります。
肌感覚ですが。。。

給与の上昇と物価の上昇のバランスも微妙で
ぼーっとしているうちに生活苦に陥る
なんていうのもよくある話の様です。
(。。。実体験済み😫)

特にここ数年ではカリフォルニアの
ホームレス人口の増大は大きな社会問題になっていますしね。
もともとこの土地で暮らしていて
生活をしていけなくなった人が
急増したことを物語っている現象です。

物価が上がると当然、生活が苦しくなっていくので
給与交渉や賃金底上げと言った状況が発生します。
そうすると人件費の上昇に合わせて、また物価が上がる
もはやどちらが先なのか分からなくなってきますが
それが現実的に激しく起こっているのがカリフォルニア。

去年は色んな業種で給与や待遇改善の
ストライキのニュースが飛び交っていたものです。

それにしても最低賃金が$20ですよ?
5年、10年前だったらちょっと考えられない額だな
と思ったりします。

日本に帰った時に興味半分で
求人雑誌を眺めたりするんですが
時給¥2,000ってかなり好待遇な感じがするのは
私だけでしょうか?
ちなみに今の円相場だと
¥3,000越えになるみたいです😲

とは言え、賃金が上がるということは
その差額はどこかで埋め合わせを
しないといけないわけですが。。。
手っ取り早いのは売り上げを上げること
その解決策の一つとしては
商品単価を上げること、ですよね。

ということは、我々消費者も
無関係の話ではなくなるわけです。

今でもハンバーガーセットを頼むと
$15前後が普通になってしまったのに
今後バーガーセットは$20前後に
なってしまうのではないか
という見解があちこちで聞かれます。

ファストフードが安い早いの時代は
終わってしまったんでしょうかね~。
なんてぼやきつつ
今日はここまでにしておきましょう~。

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