お金感覚を育てる:我が家のお小遣い制度について

子供にとってお正月と言えばお年玉ですが、
我が家は残念ながらお年玉はないんですよね~。。。
というのも、アメリカですから。
クリスマスプレゼントがメインになってしまうので、
単純にダブルであげるのは無理って理由です😅

そんな我が家ですが、数年前にとんでもない家計クライシスに追い込まれたことがあります。
もともと借金を抱えた余裕のない共働き家庭だったところに、
突然片方の収入が無くなってしまうという状況があったわけですが、
かなり苦しい経済状況を乗り越えて強く感じたのが、マネーリテラシーの重要性。
そもそも私は子供時代にしっかりとお金に関する教育を受けてきた覚えがないんですね。。。
日本育ちの私たちの世代は、あまりお金の話に触れずに育ってきている傾向がある、
といった話を聞いたことがあります。
その真偽は正直よくわからないのですが、
我ながらお金に関する知識は乏しいよな~と感じています。
お金の使い方、貯蓄の仕方、投資の方法などなど、
大人になってから手探りで一から勉強をしているような状態です。

これまでにも幾度となく話題にしてきましたが、
我が家はアメリカ生活の大半において貧乏生活をしてきました。
贅沢な暮らしをしていたわけではなく、ビザの費用、医療費、教育費などなど、
必要にかられた出費が積み重なっていった結果だったのです。
ですが。。。。
正しいお金の知識を持っていれば、ここまでの惨事を招くことはなかったんじゃないかな~
と思うのです。
そんなわけで、私自身まだまだ手探りでお金のお勉強をしているポンコツなのですが💦
子供にはしっかりとお金の感覚を身に着けて欲しい、と切実に感じています。

ということで、ここからは我が家のちょっと変わったお小遣い制度についてです。
我が家の息子は中学生。
車社会のアメリカなので、学校の登下校も親の車で送迎。
共働き家庭のため、学校が終わったらそのまま夕方までアフタースクールに行きます。
どこに行くにも親の送迎が必要なので、
基本的に学校の外では常に親と一緒に行動をしているわけで
日常的なちょっとしたものは、私たち親がホイッと支払いをしてしまうんですね。
しかも、未だにコロナ禍のため、友達と気楽に出かけるなんて機会も皆無なのです。
そうなると、自分でお金を使う機会はほとんどありません💦
もともとそれほど物欲もない息子。
以前は、月ごとに決まった額のお小遣いを渡していましたが、
猫に小判😅
使う楽しさをしらないので、お小遣いに対してもあまり執着がありませんでした。

これは。。。お金感覚が身につくハズもない。。。
と不安に思った私、試行錯誤の上でお手伝いとお小遣いを一つにまとめた、
現在のお小遣い制度に行きつきました。
そのシステムはというと、ずばり出来高制( ´艸`)。
まずは月の初めに上限となる予算を決めます。
そして、家の周りの仕事を行うことで、お小遣いという名の賃金を得るという仕組み。
例えば、庭掃除だったり洗車、料理など。
年の離れた妹がいるので、たまにはベビーシッターなんて仕事も発生します。
自分で仕事を考えて、賃金の提示や交渉を行うのも自己責任です( ´艸`)
息子が提示してきた賃金が、相場から大きくズレていると感じた時は指摘します。
例えば、洗車場で洗った場合の相場を息子に教えて、洗車の賃金を考えさせるといった感じ😉
その仕事を一か月ごとに集計して、月の終わりにお小遣いとして渡すのです。
月に取得可能な上限額を提示しているので、ちょっとしたゲーム感覚でもあり
お手伝いをしなかった月はお小遣い無しなんてことも起こりえるのです😅
アイデア次第では色んなことを仕事として打診できる特性があって
仕事をしてお金を貰うという感覚を身に着けることができる、といった仕組みです。
お金に対する心構えが少しずつ変わってきたかな~と感じる今日この頃。
親子でしっかりとお金の勉強をしていきたいと思います!

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