挑戦できる国アメリカ

今日から本格的にこのブログでのスタートです。
まず何について書こうかな~、と考えてアメリカ生活のポジティブな面から始めたいと思いました。

私は子供の頃からアメリカに憧れを持っていたのですが、そのイメージは”自由の国アメリカ”だった気がします。
映画が好きだったので、色んな映画から伝わってくる大らかな国、多様性が許容される国というイメージですね。
まあ、子供の頃なので”何となくカッコいい”くらいにしか思っていなかったような気もしますが。。。( ´艸`)
「アメリカ人ってみんなかっこよかったり、美人なんだと思っていたけど、実際にこっちに来てみたら普通の人の方が多いよね」なんて失礼なジョークでよくアメリカ人を笑わせている私です。。。💦

それはさておき、私が実際にアメリカで生活してみて、アメリカ文化の美点だなと思うことが2つあります。
一つ目は挑戦に寛容であること。
そして二つ目は褒めて伸ばす文化であること。
今日はこの一つ目の点について話してみようと思います。

挑戦に寛容という点は、留学生としてアメリカに来てすぐに感じたことでした。
今では日本でも社会人学生が増えてきているように感じますが(芸能人の方なんかも聞きますよね)、私の学生時代にはあまり聞いたことがなかったように思います。
こちらの私が通った大学では、ほとんどの授業でずいぶん年上の大人の方を見かけました。
40代、50代といった方々が若い大学生に混じって授業を受けていらっしゃいましたが、大抵は中央前列に近い位置で授業を真剣に聞いていらっしゃってとても印象的でした。
社会に出てから自分で大学に戻ることを決断された方は、それは何となく大学生をやっている子供とは真剣度が違いますよね。。。(-_-;)
大学や短大の卒業式ではもっと年上のおじいちゃん、おばあちゃん世代の方が卒業証書を受けているのを見ては感動したものです。

そしてその挑戦に関する寛容さは、努力する人に対しても向けられることが多いと思うのです。
私自身の話で言うと、私はアメリカで大学を卒業しましたが、教授の温情が大きかったんじゃないかな、と今でも思うのです。
私が専攻した学部は生徒数もそれほど多くないアットホームな雰囲気でした。特に3年、4年の専門分野になる頃には、同じ分野の生徒はどこかの授業で必ず顔を合わせるといった様子。
私たちの分野を専門としていた教授は昔気質のおじいちゃんでした。
A評価はずば抜けてすばらしい生徒、B評価は素晴らしい、C評価は普通というとても厳しい基準の先生だったので、みんな泣かされたものでした。
今でも英語に自信が持てない私ですが、学生時代の英語力はそれはもうひどかったと思います。
そんな私の評価はもちろん軒並みCでしたが💦、留学生ながらアメリカ人の生徒に混じって努力している姿は十分に認める、誇りに思いなさい、と声をかけてくれていました。
もちろん一括りに”アメリカ人の特性”と言うことはできないとは思いますが、私が出会ってきたアメリカ人の人たちはこんな懐の深さを感じることが多かったな~、と思います。

最近は人種間の分断やら対立やらがより前面に出てきたように感じるので、とても残念ですね。。。
個人的にはここ数年で、アメリカ人のエゴが爆発してしまったような気がしてなりません。。。(´;ω;`)
今の政権に代わってからは、色んな役職に様々な背景の方が起用されているとか。
副大統領はアフリカとアジアの血統をもつ女性、他にも同性愛者の方やトランスジェンダーの方の要職就任も続いているとか。。。
当然さまざまな思惑はあるだろうとは思いますが、リーダーが変わったアメリカがこれからどう舵取りをしていくのかが楽しみです。

 

 

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