異なる人間関係の環を持つことの利点:ワーキングマザーで良かったと思うこと

私たち夫婦が息子によく言うこと。
”色んな関りの中に自分の居場所をつくるといいよ”ということ。
意図としては、色んな場所に友人関係を作っておくことで
逃げ場所ができるということです。
息子の場合だと、現地校、日本語補習校、習い事、日本での友達
といった感じでしょうか。
それぞれの場所で全く違う友人関係が展開されています。
時には人間関係の壁にぶつかることもあると思うのですが、
もしどこかで人間関係が上手く行かなくなったとしても、
他にも友達の輪を持っていれば、それが全てではないと信じることができる、
と思うのです。
それこそ、家族も大切な居場所の一つですね。
問題に直面した時に逃げ場所があるのと無いのでは、大違い。
例えば、一つの友人の輪で問題が起こったとしても、
他の友人の輪で自分を受け入れてもらっている実感があれば
気持ちを切り替えて、立て直してまた問題に向き合う気力が保てるのではないでしょうか。
マイノリティーとしてアメリカで生活している私たちだからこそ、
切実感はより強いのかもしれません。
ということで、私たちは息子の友人関係の広がりを事あるごとに後押しすることを心がけているのです。

そして、それはもちろん大人の私たちにも言えること。
ワーキングマザーで良かったな、と思うことの一つはまさにそれです。
家庭以外で自分の関わりができていくことは、私にとって大きなプラス。
もちろん仕事の場以外でも、ママ友だったり、昔からの自分の友人だったり、それぞれの人間関係を持っているわけですが、
この輪が複数あることは精神的な支えにもなってくれるな~、なんて実感しているのです。
私の場合は、どちらかというと自分から積極的に人間関係を作っていくタイプではないので、職場での人間関係のように、あまり自分の意思に関係なく広がっていくつながりは、色んな人と関わりあうための貴重な機会かもしれないな~、と思います。
プライベートではあまり関わらないようなタイプの人とも、
仕事のお付き合いとなれば関わらないわけにはいかないわけですし。。。
関わってみたら、意外と付き合いやすいなんて発見ができるのも、こんなつながりだったりするんですよね~(;^ω^)。

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