Japan Rail Passの購入と使用について

今年は初めてJR パスを購入してみました。
JRパスは外国人、もしくは海外在住者が来日時に使える
お得なJR利用券です。
JRを利用して日本各地を旅行する予定がある人には
もってこいのシステムです。

今回この特権を使ったのは我が家の息子。
毎年夏になると日本の祖父母を訪ねて
日本に長期間の滞在をするのですが
今回は思い切って親戚や友人宅を訪ね歩く
大冒険に乗り出しました。

これは海外育ちのメリットだな~
と思ったりもするのですが
例えば日本語補習校で仲良くしている友人たち。
彼らも夏休みを利用して日本に
一時帰国している場合が少なくないわけですが
日本のあちこちに散らばっていたりするんですね。

日本育ちの場合、
もしかしたら転勤族のご家族であれば
日本全国に友達がいるようなこともあるのかもしれませんが
基本的には親元で過ごしている中学、高校生時代の友人関係は
地元に限られてしまうのではないかと思うのです。

そんな訳でふとした思いつきから
「日本でぶらりと親戚や友人を訪ね歩いてみよう計画」
が立ち上がることになったのです。
その壮大(?)な計画を支えてくれたのが
JR Rail Passでした。

実はこのJRパス。
意外とお値段がするので
ガッツリ使わないと元が取れないなんてことにも
なりかねないので、賢く計画して使うのがおススメです。
我が家の息子の場合は、長い移動距離で新幹線を使ったり
あちこち細かく移動したりしていたので、
しっかり元を取ってきてくれた様子です。
現在のお値段はこちら↓

では実際の購入方法についてです。

実は購入は思っていたより若干面倒でした。
というのも、在米人の証明書取得や
日本に着いてから引き換えるようなステップがあったから。
パスの購入には資格制限があるので、
海外在住者なら誰でも購入できるというわけではありません。
条件を満たした在米者としての資格証明のために
領事館に行って在留届の写しを貰ってくる
というステップがあったのですが
個人的にはこの部分が地味に面倒でした。。。

この購入資格ですが、大きく分けて主に2つのカテゴリーがあります。
①観光目的で日本を訪問する待機滞在の外国人。
この場合は、外国のパスポートで日本に入国した証明があればOK。
つまりパスポートのスタンプが証明になります。
そしてこのカテゴリーだと国外はもちろん、
日本でパスを購入することも出来るようです。

②海外在住で条件を満たす日本人
我が家の場合はこちらを利用しました。
この条件というのが、
海外の在留期間が連続して10年以上であること
なのです。
言葉を変えると「移住する勢いで海外に住んでいる人」
ってことになりそうですね。
前述しましたが、この条件の証明のためには
在留届の写し(発行から6か月以内)が必要なんですね。
この書類は領事館で無料で発行してもらえましたが、
領事館のアポをとって、来館する必要が出てきます。

書類をよく読んでみたら、
どうやら永住権のカードもこの証明には使えそうですが
これまたステータス取得から
10年以上経過していないと使えないみたいです。

そして②カテゴリーでの購入の注意点は
海外で事前購入をしないといけないことですね。
そして在留届の写しは購入日より先に
発行されている必要があるのも要注意です。

そして実際の購入方法は簡単です。
JRパスのサイトからオンラインでの購入や、
JRパスを扱っている旅行代理店から購入することができます。
が、出発前に購入するのは「引換券」。
日本に着いてから、指定の引き換え所で実際のパスに換える必要があります。

日本で引き換えたら、後は使うだけですね~。
レイルパスを使って普通に改札を通りぬけることができます。
特定の新幹線や路線によっては使えない場合もあるので
前もって確認をしておくことがおススメです。
ちなみにこのレイルパス、
鉄道以外にもJR系列のバスやフェリーなんかにも使えるようです。

さあ、いかがでしょうか。
日本全国鉄道の旅をしてみたいな、という気になりましたでしょうか。
興味が湧いた方、ぜひレイルパスをフル活用して
日本旅行を楽しんで下さいね~。

JRパスの詳細はこちら↓
JAPAN RAIL PASS | ジャパン・レール・パス

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