友人関係について思うこと:長期アメリカ生活者の特徴

今週末は連休ということで、久しぶりに友人家族が遊びに来てくれました。
学生時代からの友達なので、とても気楽に肩の力の抜けた友達付き合いが継続しています。
アラフォーなので、それなりに色んな人間関係を経験してきたわけですが、
やっぱり昔からの友達というのは特別ですね。
そもそも気の合う友人でなければ、これほど長く続かないわけなので、
未だに付き合いのある学生時代からの友人=気が置けない間柄
な図式のことが多いんじゃないでしょうか。

もともと人間関係が得意ではない私。
昔は友達を作るのもあまり得意では無かったと思います。
ですが、幸い長年のアメリカ生活の中で、私と同じように自分で日本を飛び出してきた人と出会うことが少なくなく、
そんな人達が主となって私の友人関係が構築されていきました。
自分でアメリカに渡ってきて、居座った人達(;^ω^)はどこか共通するものがあって、
いわゆる日本の本音や建て前の感覚が少なく、ストレートにさばさばと言葉を伝える人が多いかな、ということ。
特に若い頃にアメリカに渡ってきた人は、良く言えば裏表がない、悪く言えば言葉の裏を読まない人が多いように感じます。

自分なりに分析してみると、
日本で大人として生活する人たちはどうしても、本音と建て前、
気配り、気遣い、言葉遣い、謙遜など、
日本での対人関係に必要なスキルを身に着ける必要があるのではないでしょうか。
これらは日本人のつつましさや、詫び錆び、情緒といった美徳につながるのかな~、と思うのですが
そんなプロセスをすっ飛ばしてきた私のような人間は、
日本人同士での阿吽の呼吸といったものに、鈍感になってしまうのかもしれません💦
私たちの付き合いは意外とアメリカ式なのかもしれないな~、と思うのですが、
”この人の真意はどこにあるのだろう?”とあまり考えることなくお付き合いしてるかも、と思うのです。
そういう人たちとのお付き合いは、何だか学生時代の友達の感覚に近いな~、と感じます。

もちろん一概には言えないですが、
いわゆる”環境が人を作る”という考え方の一例なんじゃないのかな、と思います。
まあ、アメリカ生活が長い人が日本に戻った時に、
周りから浮いてしまうというのも、そんな背景があるからなのかもしれませんね~。

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