アメリカと日本、子供に対する姿勢の違い ~息子の視点~

先日、運転中のラジオで耳に入ってきた会話。
一般人の女性が自分の子供について語っていた言葉が、すごくアメリカ人ぽいなと思いました。
”私の子供はとてもいい子で素晴らしい子なんです”
これ、アメリカでは良く聞くタイプの受け答え。
自分の子供のことを誇らしげに語るのがアメリカ式です。
日本だと全く違いますよね。
”うちの子は本当に出来が悪くて”なんて、謙遜することが美徳とされている風潮があるのが日本。
長らく日本を離れているので、今の子育て事情がどうなっているのかは正直よくわからないですが。。。根本はそれほど変わっていないんじゃないでしょうか。
やっぱり今でも”うちの子は自慢の子なんですよ”なんて言ったら、親バカと思われるんじゃないかと思います。

日本で育って、今ではアメリカ生活の方が長くなってしまった私。
やっぱり日本とアメリカの違いをあちこちに感じることが多いですが
子育ての姿勢はその大きな違いの一つ。
端的に言うと、褒めて伸ばすアメリカと、叱咤激励で伸ばす日本という感じでしょうか。
我が家はアメリカ生活の長い日本人家庭なので、両方が入り混じった子育てをしています😓
そして、子供のことを話す時もやっぱり相手によって言い方が変わるんですね。
会話の相手がアメリカ人だと、臆面もなく”うちの子は頑張り屋さんでね”とか”自慢の子なんですよ”と言いますが、日本人相手だとそれなりに謙遜します。
なんでしょうね。。。
私の場合は話している言語(と言うか。。。使っている言語脳がどっちか)によって性格若干変わるような気もしますが💦
まあ、郷に入っては郷に従えということで( ´艸`)

そして、先日息子の持ってきた成績表を見た時の私たちのコメントを受けて息子が一言。
”うわー、やっぱりうちの親はいわゆるアジア系の反応だよね”、と。
と言うのも、息子の成績表は。。。全体的に見てそこそこ立派なモノでした。
少なくとも平均並みだった私たち夫婦の子供としては、素晴らしい結果です😲
で、成績表を見た私たちの反応はと言うと。。。
全体的に見て他の教科に比べてちょっと劣る教科について
”あれ、この教科はちょっと低かったね、どうしたの?”とコメントしたわけです。
そこで前述の息子の一言が出たわけですが。。。
安心してください、息子の言葉に嫌悪感が混じっていたとかではないですから💦
冗談交じりに和やかに出た話題です。。。😅

息子の指摘によると。。。
アメリカ人家庭の一般的な反応だと
平均並み、もしくは平均より下→”頑張ったね!次も頑張ろうね”
平均以上→”おっすごいじゃん、やったね。お祝いしようか”
上位の場合→”頑張ったね!私たちもすごく誇らしいよ(I’m so proud of you)”
となるはずだと。
それに当てはめると我が家の場合は、べた褒めしないといけない場面だったそうです( ´艸`)
アメリカ人は出来たことを褒めるけど、アジア系は出来なかったことを言うんだよな~、と苦笑いの息子。
はい。その通りです。
耳が痛いです。。。😅
我が家はそれほど教育熱心な家でも無いはずなんですけどね~。
かなりアメリカナイズされた我が家ですが、
やっぱり自分たちが育てられてきたスタイルは、知らないうちに身に着けてきたんですね~。
なーんてことを思う出来事群でした。

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