失業保険(Unemployment Insurance) について

失業保険。。。。
失職した時に給付される給与補填の公的な制度です。
正直、お世話なりたくないものですよね~💦。
でも実際に失職した際には、この制度のありがたさは言うまでもありません。
実は、私もこの制度にお世話になった時期がありました。
そして、コロナが始まってからは失業保険の申請が大幅に増えたというニュースをよく耳にします。
誰だって仕事を失うなんて経験はしたくないものですが、
そうならざるを得ない事情があるのも確かです。

失職してしまったら、まず一番に心配になるのはそれまでの収入が無くなってしまうこと、だと思います。
カリフォルニアでは州による失業保険が提供されています。
詳しくはこちら⇒File for Unemployment – Overview | California EDD
他州でも同じような制度があるはずなので、他州の方は自分で検索してくださいね。

まず失業保険の大まかな概要ですが、
自分の意思で退職した場合は受給対象にはなりません。
何らかの理由で解雇された場合、就業時間が減らされてしまった場合に適用されるのです。
もちろん、自分が悪いことをした結果で解雇されてしまった場合は、受給対象外ですね。
そして、失業保険の目的は失業者に一定の収入を確保しつつ、
速やかに次の雇用へ移ることができるサポートをすることです。
そのため、受給者が求職活動をしていることが条件となり(パンデミックが始まってから今月の上旬までは免除されていた項目です)、
折々にEmployment Development Department (EDD)の職員による
インタビューやトレーニングといったものを受ける必要が出てくるのです。

そして気になる失業手当の金額ですが、それまでの給与額を元に算出されます。
現在設定されている額としては$40~$450/週で、もともとの給与を部分的に補填する内容になります。
全額を補填しないのは、失業者に次の職へ意欲的に向かわせるため、と言われているようです。
そして、給付が始まる前の待期期間もあります。
どうやら失職後の1週間は受給対象外になり、この期間を消化してから給付が始まるのです。
そして2週間ごとに自分の求職状況も含め、受給申請を繰り返すことになります。

そして給付金の受け取りは専用の銀行口座への振り込みになります。
失業保険を申請し受給資格が認められると、
EDDによって専用口座が開設され、DebitCardが送られてきます。
給付金はそのカードを使って引き出すことができるようになるのです。
このカード、おそらく失業保険だけではなく、
低所得者サポートや短期所得補償(出産、怪我、病気などで働けない場合のサポート)などの他の給付を受ける場合も同じカードに支払われるようです
(これは確認した項目ではないので、確証はないのですが。。。💦)

こんな感じで今日はざっと失業保険の概要についてお話しました。
もちろん失業保険を使う場面に遭遇しないのが一番ですが、
もし必要になってしまった方に、とっかかりの記事として活用してもらえれば嬉しいです。

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