日米のコロナに対する対応の違い

少し前に日本に一時帰国しました。
その時に実感したのが日米でのコロナに対する対策の違い。
日本の滞在中は連日のようにコロナ患者の増加が報道されていて、
恐怖感が煽られているように感じました。
実際の感染者数は記録を更新していたので、
この報道は不思議ではないのですが、
マスコミの過剰な煽動の側面もあるんじゃないのかな、と思ったものです。

対して、アメリカ。
3回のワクチン接種をしている私たちは、
アメリカ入国時も特に特別な手続きや検査をすることもなく
あっさりと入国できてしまいました。😲
近々学校の新学期がはじまるのですが
これまで義務付けられていた定期的なコロナ検査も今後は不要になり
コロナ対策が大幅に緩和されています。
さらに近々、ワクチン接種者であれば濃厚接触時の自主隔離も不要になるのだとか。。。

実は最近、日本で実際にコロナの治療に当たっている医療者から
コロナの現状について話を聞く機会があったのですが
その内容にびっくりしました。
なんと。。。
巷では厳重警戒が叫ばれているコロナウイルス。
少なくとも現在の流行株においては、もはやそれほど脅威ではないのだとか。
その根拠としては、罹患しても重症化しづらくなっている現在のウイルスの特徴と
すでに治療薬が多く開発されたからということなのです。
もちろん、もともと健康上の問題を抱えている人や
高齢者はまだまだ注意が必要という前提での話なんですけどね。

でも、驚いたのは治療薬に関して。
コロナの治療薬としてすでに開発された薬の数は
インフルエンザの治療薬の数より多いんだそうです。
新型コロナとして感染爆発が起きてからこれまでの死者数などで
未知のウイルス=怖い と言うイメージが定着してしまって
脅威ではなくなった今でも、コロナに対しての厳重警戒が続いてしまっているのが現状
というお話でした。

確かに私の周辺でもこの半年ほどでちらほらとコロナに感染した人がいますが
高熱と咳の症状が出たという人がほとんどで
それほど重篤化した話は聞きません。
私の周囲にいる感染者のほとんどは同年代か若い人たちなので、
あまり参考にはならないのかもしれませんが。。。💦
でも、過去何度かインフルエンザを経験した身としては
コロナの症状はインフルエンザの症状とそれほど変わらないのかな、と思ったものでした。
小児の痙攣なんて症状もあるようですが、
熱性痙攣はコロナに限ったことではありませんしね。
もちろん幼児を持つ親としては、子供の病気は十分に気を付けたいものではあるのですが。。。
そして私としては、手洗い、うがい、手指消毒やマスクで予防を続けるのは
有効な手段だ、という持論を覆す気はさらさらありません ( ´艸`)
だってね、感染予防の習慣がついていれば、
コロナだけじゃなく、インフルエンザだって予防できるじゃないですか。
一時期は毎年のようにインフルエンザを拾ってきていた私は
冬に向けてより一層、予防を心掛けようと思っています😅

で、話を戻して帰国時の話。
感染者増加!要注意!!というニュースが連日耳に入ってきていたこともあり、
日本で電車やバスを利用した際には正直
これはどこに感染リスクがあるかわからないで不安になりそうだな~、と思いました。
子供を連れていたこともあって
マスクは必須で、結構神経質に消毒用のウェットタオルを高頻度で使用していました。
幼児はね。。。色んな所を触る上に、手を口に入れたり目をこすったりしますからねぇ。。。

で、一転アメリカ。
こっちは呆れるほどに警戒心無さすぎです😓
すでにコロナは過去のものだと思ってるでしょう?とツッコミたくなるほど
道行く人たちが無防備に見えます。
マスクしていない人も多いしね。。。
アメリカ人の特性ではあるのですが
大声でしゃべるし、ボディコンタクトも格段に多いし。。。

実は2か月ほど前に誘われて野球観戦に行ったのですが
屋外とは言え球場は満員だし、マスクをしている人は皆無だしで
あちゃ~。。。😵と思ったものでした。
これは感染者が増えるのも当然でしょ~。
日本とは比べ物にならないほどの感染者数なんですけどね。。
ニュースで連日報道されることは無いし、
アメリカ人は笑い飛ばしている人が多いように見えるのは、私だけでしょうか。。。

ということで、今日は私が実感しているコロナ対策の違いについてでした。
国と国民性が違うと、政策もこれほど違うのか💦と思った一面でした。

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