アメリカで手術を受ける時の医療費の内訳について

アメリカで色んな問題に遭遇してきましたが、
多分、医療費に関する経験値はかなり高いはず、と自負している私です。
ということで、今日はアメリカで手術を受けた時の医療費についてお話したいと思います。
。。。というのも私自身、忘れたころに請求書がパラパラ届くのが恐怖体験だったから💦
さすがに3回、4回、5回と経験を重ねていくと、大体見当がつくようになって自分でも保険の明細を確認したり、あの請求書届いていないな~、とわかるようになってきました。。。
アメリカの健康保険や医療費のシステムは複雑すぎますよね。。。
健康保険や病院の話はまた別の機会に熱く語ることにします。

さて、本題、手術を受けた時の請求書です。
が、まずその前に医療費請求までの仕組みを簡単に説明。
一般的に言って、病院やドクターはまず保険会社に請求を出します。
そして、保険会社が事務処理をして、患者が実際に支払わなければいけない医療費が算出されます。
その際に、例えば保険会社が追加書類を要請したり何らかの確認が必要となると、このステップに延々と時間がかかったりします。
ひどい場合は何か月もかかることもあり、それこそ忘れたころにポロっと請求書が届くことも起こるわけです。。。(体験談💦)
この保険会社の手続きが終わると明細書が患者宛てに送られます。
この明細書を見ると、自分がいくら払わなければならないのか、が分かります。
この患者負担額がやたらと高い時などは、病院がさらに割引を行なうような場合もありますが、この明細書の金額は請求書の額を把握するのにとても有効です。
他の記事でもお話していますが、この明細書や請求書もよく間違っているので要注意なのです💦
詳しくはこちら→要注意:病院からの請求書は間違いの山

さあ、また前置きが長くなりましたが。。。
手術に関係しているのは当然、執刀医と病院ですよね。
でも気づきにくいのが、麻酔科医やラボ(検体検査)、さらにSpecial Equipment(特別な機器)なんていうのがある場合もあること。
これらの請求書がそれぞれバラバラに届くのです。
ラボやSpecial Equipmentからの請求書は、自分が聞いたこともないような所から来るので、ちょっとびっくりしますが、請求内容を見ると何に関する費用なのかがわかると思います。
保険でカバーされにくい項目などは、保険会社を通さずに自分で支払った方が安い値段を提示してくれる、なんて場合もあります。
私の場合は麻酔科医からこの提案を受けることが多く、よくわからず自腹で払うことが多かったです( ´艸`)
(ちなみに私が利用している保険の種類はPPOなので、HMOだとまた話が違うようですが。。。)

そして医療費の請求書に関して忘れてはいけないこと、
それは支払う前に請求書や保険の明細書を確認すること。
少しでも疑問があったら、問い合わせるといいと思います。
これは私が長年のアメリカ生活で学んだ知恵です。
問い合わせるのはちょっと自信がない。。という人も多いと思います。
私も昔は電話が苦手でした。
英語はもちろん日本語でもできればやりたくないですね。。。💦
私の場合は必要に駆られて問い合わせしていましたが、おかげでだいぶタフになりました。
今は保険会社でも日本語対応をしてくれるところも多くなっているので、問い合わせのハードルも大分低くなったかもしれませんね。
ぜひ、頑張って問い合わせてみてください。

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