アメリカの洗濯事情について

家探しをしていた時の条件に、”洗濯機が置ける家”というものがありました。
多分、日本で暮らしている人にとってはあんまり出てこない条件なんじゃないかな。。。。
だってね、日本って小さなアパートにも洗濯機が設置されているイメージがありますよね。
大学生とか社会人とかの新生活にもコンパクトな洗濯機があるのが一般的。
私の好きな主婦雑誌とか見てても、日本のお母さんたちは毎朝洗濯機を回すとか書いてあるし
実際、私もアメリカに来るまでは洗濯は毎日行う家事の一つだと思っていましたから。

そんな私の洗濯の常識が崩れたのは大学時代。
大学での寮生活、寮には洗濯機と乾燥機がずらっと並んだLaundry Roomがありました。
生徒たちは汚れ物を溜めていって、ある程度の量になったら洗濯するのが普通。
平均的な目安としたら1週間に1度くらいだったんじゃないかな~。
今でも我が家で愛用している😅旦那様の学生時代の布製のLaundry Bagがありますが、
大学名がプリントされていて、メモリのような線があって
それぞれのメモリには”One Week”、”Two Weeks”、”Time To Go Home”って書いてあります。
さすがに3週間ため込む猛者はいないと思いますが😅
大きな袋なので、中にパンパンに入れて背中に担ぐとサンタさんの袋のように見えたりします😆
私たち留学生はもちろん自分で洗濯するしかありませんが、
家に帰れる距離の学生は自宅に持ち帰って洗濯するなんて人もいたみたいです😆

そして寮を出た後はずーっとアパート暮らしをしてきましたが
大抵のアパートにはランドリールームが備わっていました。
アパートの部屋に洗濯機が備わっている方が稀なようです。
一軒家やタウンハウス形式の住居なんかは別ですが。。。
家探しの時も、集合住宅では共同ランドリールームがあるところも少なくありませんでした。

自分の家に洗濯機が無いとなると、やっぱり洗濯物は数日分をまとめて洗うことになりますが
ランドリールームでアパートの住人同士、顔見知りになったり話をする間柄になったりする
なんてことも珍しくありません。
我が家は一時期ランドリールームのないアパートに住んでいたことがありますが
週に1度、洗濯物を抱えてコインランドリーに通っていました。
これがまー大変なんですよね😫。
洗濯、乾燥、洗濯物をたたむところまで、1時間半から2時間ほどかかるので
暇つぶしの道具を持って通っていました。
ルーティン的に同じ曜日の同じ時間帯に行くので、これまた常連さんたちと顔見知りになったり
コインランドリーの従業員の人とおしゃべりをするようになったり
これはこれで貴重な体験ではありました😅
コインランドリーの利点は、洗濯機、乾燥機が大きいのと、洗濯物をたたむテーブルが広いこと。
自分と違うたたみ方をしている人を見て技を盗むなんてことも。。。
ちなみに私はマットレスにかけるボックス型シーツのたたみ方は、
コインランドリーで習得しました😊

そしてコインランドリー生活者に必須なのは、25セント硬貨(通称クォーター)
最近は専用のカードを使う洗濯機も増えたようですが、基本は洗濯機を1回回すのに
クォーターが4,5枚ほど必要なんです。
そして、乾燥機も同様にクォーターが必要なので、洗濯するタイミングに合わせて
コインを準備していなければいけない訳なんですね。
買い物の時に25セント硬貨をお釣りでもらえるように計算して現金を出したり、
毎回準備するのも結構大変。
特に最近ではカードでの買い物が一般的なので、自分の使うコインランドリーが
コイン対応のみの時はどう準備するのかを考えなければいけません。

コインランドリー生活の後期になると学習しました。
銀行やスーパーで紙ロールにまとめられたコインに両替してもらえばいいのだと。
1ロールで10ドル分くらいのクォーターがまとめられていたような気がします。
。。。数年前まではクォーター必須の生活をしていたのに、必要がなくなったとたんに正確な情報を忘れてしまう自分の記憶力が怖い😅💦😅。。。
両替の方法は簡単。
窓口やカスタマーサービスカウンターに行って、
”Can I have 1 roll of quarter?”と聞けばすぐに換えてくれます♪
競争率が高いのか、1人1ロールだけとか限定されている場合もあるのでお気をつけて~

そんな感じで私の生活になくてはならなかった25セント硬貨。
やっぱり他のコインより愛着がある気がします😉

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